途上国発のブランド

「僕、パンチ力ないんですよ。打たれ弱いんですよ。だから僕が勝てるんですよ。(プロボクサー世界チャンピオン畑山隆則)」


インドやブラジル、バングラディシュに行った日本人はその国が大嫌いになるか大好きになるかのどちらからしいです。インド、ブラジルを嫌いになる理由ははっきりわかります。

不便であったり、危険であったりは誰であっても避けたい出来事です。

一方で好きになった日本人にはその理由を聞いても明瞭な答えは出てきません。


おそらく不便、危険に直面した時に生きることの意味を深く考えたり、あるいは日本の生活では見向きもしないことの中に尊い価値をとらえる感覚があるのではないかと思います。


バングラディシュでカバンづくりを始めた人間がいます。バングラディシュといえば、ジュート生産において世界有数の国で資源に恵まれた国です。

ただ典型的な発展途上国の産業の在り方として、商品にクオリティは要求されません。

安さのみ要求されます。

それは商売として決して勝つことが出来ない勝負になります。


その国でカバンづくりを成功させた人間がいます。

フランスやイタリアではなくバングラディシュがブランドになりました。

バングラディシュのベストオブザカントリーは、フランスやイタリアに負けないものだと証明してみせたのです。


その会社の社長は小学生のころいじめられて学校へ行けませんでした。

変わり者、問題児とレッテルをはられ、小さなころ一人で身をかがめながら時を重ねました。

おそらくそれが貴重な経験になっているのではないかと感じます。

自己実現という言葉がありますが、例えば医者になる、弁護士になるなどの明確な目標を持って努力を積み上げるという生き方ではありません。

生きていることそのものが自己実現の素敵な物語になっています。


周囲と比べて劣っていたのではなく、人と違うものを持っていた、そしてそれは

社会から評価されるものだったと証明してみせました。

そこには人を動かす力強いメッセージがあります。


苦しい経験をした人間の生きるプロセスは人を動かす物語になるのです。

バングラディシュの呼吸の音とにおいがするカバンは、

その後ろに人を動かす物語があります。


(参考→①https://www.tv-tokyo.   ②https://www.mother-   ③https://twitter.com/no1)







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